ブッダ、ユング、畑正憲。この三人が、僕の尊敬する人だ。
畑正憲ことムツゴロウさんは、ご存知の通り、動物とコミュニケーションを取る専門家だ。ただし、一応言っておくと、その他に氏のスゴさはいくらでもあって、実は氏は超人なのだけども、それに興味のある人は、氏の著書を読んだほうがいいだろう。本当にスゴいから。
さて、あの人は、よく分からない国のよく分からない人の飼っているオオカミの檻の中に入る。そして、10分で、そのオオカミたちと、愛を交換できるまでに関係を作り上げてしまう。飼い主にもなつかない、人間不信のオオカミに対してだ。それは、単なる動物好き、動物愛好家にできることではない。専門家だからこそなせるワザだ。動物に対する圧倒的に豊富な知識があり、かつ命を賭けて猛獣に体当たりで接していくことで、それが身についたのだろう。
それに比べて、さて、僕は人と接するときに、そこまで真摯な態度で、人に接しているだろうか。そう考えると、自分のだらしなさに気づく。人の話を、ぼんやり聞いていたり、お互いに社交辞令をダラダラと繰り返していたり、その挙句に、内心「退屈だなあ」なんて思っていたりする。
これではいけない。もっと熱意と集中力をもって、あるいは充実したリラックスをもって、人と接していこうと、僕は思う。そこから得られる血の通った人間関係、そこから沸いてくるエネルギー、それがコミュニケーションというもののはずだ。
どうせそこまでできるワケないんだけれども、せめて目標としてだけでも、人とコミュニケーションを取る専門家を目指したい、と僕は思う。ついでにあなたも、そう思ってくれたら、うれしい。
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