誰だって、新しく人と出会うことが、好きなはずだ。下駄箱に、ロッカーに、郵便受けに、手書きの手紙が入っていたら、まずドキッとするはずだ。新しい出会いの可能性は、人を心地よく昂ぶらせる。
ところが、それが可能性にとどまらず、実際に会うという段階になってくると、今度は昂ぶりだけでなく、ある種のストレスが出てくる。このストレスは、要するに、初対面に対する緊張感、会話がうまくはずまなかったときの居心地の悪さ、相手に好印象を与える自信がないこと、そういうものだ。
コンパでも、サークルでも、友達が友達を連れてくるということでも、そこに出会いの可能性はある。けれども、人はわりと、そのあとに見えてくるストレスに負けて、その機会を避けてしまいがちだ。そうなると、その人のは、出会いの貧しい人になってしまう。
じゃあ逆に、出会いに恵まれている人というのは、どういう人なのか。初対面に緊張せず、会話が上手で、相手に好印象を与えるのが得意な人。そういう人に違いないと思われがちだ。
でも、実は違う。
出会いに恵まれている人は、そういうストレスに対して、タフなだけだ。人と出会うことは、いろいろと大変な部分もあるものだけど、とにかく飛び込んでいく。このタフネスが、その人の出会いを増やし、人生の彩りを豊かにする。
そこにある差は、スタミナの差なのだ。
スタミナ。スタミナ不足で、無彩色の生き方をするなんて、サイアクだ。僕は、タフでありたいと思う。どうすればタフになれるのか?なんて考えるのもよそう。タフになるためには、皆さんご存知のように、気合を入れて、まず走り出すしかないのだから。
あなたもぜひ、タフであってください。
恋愛偏差値アップのコラムに戻る
出会いと恋愛のtopへ戻る